フィオナ(アカシックループ)はまだやれます!!

1.すべて

今回は、過去殿堂発表により大きく規制されてしまったアカシックループを現代仕様に組み替えたリスト込みで紹介していこうと思います!!

アカシックループの歴史

まずはアカシックループの歴史を交えて紹介していこうと思います(今回紹介しているリストは、私自身がCSやGPで使用したリストを元に解説していきます)。

私自身が使い始めた頃の初期型となります。動きとしては巨大設計図にてループパーツを回収しつつ、神秘の宝剣でアカシック3をマナに埋め、次のターンにナウオアネバーからアカシックを踏み倒し、オルゼキアとライブラシールドを使いまわし相手の山札をLOさせるデッキでした(もちろん先に、つわのもを使用してEXターンを取得してから)。

巨大軸の最大のメリットは、フィオナやナウオアネバー、神秘の宝剣などのループパーツを簡単に手札に加えることが可能な点です。

私はこの形を改造し超cs福岡に挑みました。

超cs福岡

超cs福岡では、とにかく安定してループに入れる様に特化したフィオナを使用しました。

この頃はアビス&マジック&コンプレックス&天門など、群雄割拠でしたね( ̄▽ ̄;)

結果としては、6-2のオポ落ちでした。とにかく練習を重ねていただけにとても悔しかった記憶があります。ですが、かなり手応えがあったのもまた事実です。


余談ですが、この時私は4人1部屋で宿をとっていました。GP当日、朝起きてすぐ、同じ部屋のSignさんが青魔を1人回しており、その横で私がフィオナを1人回していたので、それを見たジローさんがお前ら何してるん?って突っ込まれたのは良い思い出ですね(笑)


話を戻して次は超cs群馬でのリストとなります。

超cs群馬

超cs福岡から約1週間弱で開催された超cs群馬では、大きくリストが変更されました。

大きな変更点としては、ライブラシールドとダーゼンモンド、メチャデカイゾウ等が抜け、その枠にラルドワースピーダーやアメイジン、そしてブルー・インパルスが採用されています。

超cs福岡ではデュエパデッキのカードが使用不可だった事が大きな要因でもあります。

正直言うと、前日まではライブラシールド型でいこうとしていました。ですが、知り合いから貰ったリストには、当時あまり採用されていなかったアメイジンが採用されており、初見○しを狙える点や水闇COMPLEXにシャッフが採用されており、ライブラ型では宣言6を貰うとループできないデメリットがありました。

それに対し、新しい型はオルゼキアルートに加え、ネバー×2、アメイジンとH.D.2.があればループする事が可能であるため、より柔軟な動きをする事ができます。また、H.D.2.は巨大設計図で回収できないデメリットこそあるものの、ライブラシールドとは違い、こちらの山札を気にしなくても良い所、色ノイズにならない点など大きなメリットがありました。

また、この頃は低コストの横展開をするデッキがほとんどだったため、相手ターンの終わりにブルーインパルスを出し、次のターンに5000VTを出す事で実質のEXターンを得ることも可能でした。

当日の朝に初めての構築で挑むのは今考えると逝かれていますが、この構築で予選を通過する事ができたため、凄く嬉しかったです(本戦は1没でした。しかし、ルールミスが試合後に発覚したため、後味の悪い終わり方になってしまったのは相手に申し訳なかったですし、恐らく気付いていればふつうに勝ててました…)

もったいない終わり方でしたが、良い経験になったと今でも思います。

その後のcsもH.D.2.型でオリジナルアドバンス関係なく安定して上位入賞する事が出来たため、改めて自分に合っていたんだなとこと如く思います(笑)

そして、そんなアカシックループに大きな転機が訪れます。そう、殿堂発表です。

2024年3月1日に行われた殿堂発表された中にナウオアネバーの姿がありました。

巨大軸アカシックループの核であるナウオアネバーの殿堂入りは、同水準の出力でリペアする事が不可能なくらい、甚大なる影響がありました。

これ以降、モーニンジョーを使った水闇自然軸のフィオナや巨大軸のリペア、チャケ型など様々な形でフィオナがリペアされましたが、ファイアーバードやドリームメイトの台頭により、キルターンが早くなった環境でやり合えるほどのデッキパワーは無かったため、たまに入賞報告はあれど、環境上位に食い込む事はできず、段々と日の目を浴びなくなっていきました。

そんなアカシックループですが、現環境において再注目されつつあるのはご存知でしょうか?

私以外の方もここ1ヶ月内に優勝or入賞しているんです!!

2025年5月のアカシックループ

リストに関してはこれまで説明してきた巨大設計図軸のデッキではなく、水自然軸のデッキとなっています。動きとしては、2-4-5のマナカーブが中心となります。

初動の2コストブースト枠は、自然軸でよく見るフェアリーライフ、フェアリーリライフ、地龍神の魔陣となっています。先程もお伝えした通り、基本のマナカーブは2-4-5となっているため、安定して動けるように合計10本2コスト枠を確保しています。

今紹介しているこの構築は、私自身が4/29に開催された、第30回JTCライカムCS-アドバンスで使用したリストとなります。

スイスドロー形式で32csでしたが、対面したデッキの中には当時アドバンスで入賞報告が上がっていた、ドラッへループやドリームメイトなどの環境上位デッキとも対戦しました。

ドラッへループに関してはそもそも安定始動ターンの影響で5割以上ありますが、今回の構築にするとドリームメイトがほぼ勝てないです。ドリームメイトはチューザなどのメタカードを積んでいる点や、リソースの差が生まれやすいからです。特にチューザに関しては、サンプル構築だとダーゼンモンドを出してバウンスする以外に手段がほぼありません。もしドリームメイトを意識する場合は、5000VTなどロックをかけながらターンが貰える様なカードを採用して下さい。


私が組んだサンプルリストを元に確定枠を組むのであればこんな感じかなと私は考えます。

私自身はフィオナというデッキにおいては多色カードをあまり採用したくない事もあり単色ブーストの枠も確定枠となっています。また、モーニンジョーが4枚になっていますが、手札にゆとりを持ちつつ安定して動きたいなら絶対4枚がいいです。また、昔の巨大軸の頃であればお清めなど山札を回復させるカードを採用しやすかったため、デッキのフィニッシャー枠は1枚でもなんとかなりましたが、今の構築だと自由枠が少ない関係上採用しづらくなってしまっているため、致命傷になりうる可能性を考慮してダーゼンモンドを2枚採用し、デビルドレーン込みで合計3枚体制で挑むのが無難だと考えます。


次に紹介するのは自由枠で採用しやすいカードです。元々巨大軸の頃に強かったカードや環境を読んで使用すると刺さるカードが多いです。例として挙げるなら、雑な1点が多いような環境でサイバーブレインを採用すると、4ターン目のモーニンジョーからフィオナという動きが通しやすくなるというメリットがあります。

また、神々の逆流はループの簡素化ができるだけでなく、マナのカードが全て手札に追加されるため、チェインを開始し始めたタイミングの手札リソースが少ないときに使用すると、一気に再現性が上がります。インパルスと5000VTは言わずもがなですね!!

また山札を回復したいならクリックが非常に使いやすいと思います。ただ、変なタイミングで山札に戻してしまうとかえってリソースが減ってしまうため、使用するタイミングには注意が必要です。

まとめ

今回は主に水自然軸の安定型の紹介となりしたが、他にも巨大軸のリペアや中盤以降で使用するカードを水単寄りに構築するなど、環境によって千差万別するデッキでもあるため、一度試してみてはいかがでしょうか?

今回はここまでとします!!また大きな進展がありましたら、記事を書くかもしれませんね?


5/19メモ

新しく出てきたバクテラスかなりキツいかも?応調整

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