皆さんこんにちは!今回はCanonから発表された新製品であるEOSR50Vの新情報が公式から発表されたので紹介していきます!!
このブログ記事でカメラを取り上げるのは今回が初めてかも???
基本スペック
型式
型式 | デジタル一眼ノンレフレックスAF・AEカメラ |
記録媒体 | SDXC/SDHC/SDメモリーカード(UHS-II/UHS-I/UHSスピードクラス/SDスピードクラス対応 |
レンズマウント | キヤノンRFマウント |
フルサイズレンズ使用時の有効撮影画素数 | レンズ表記焦点距離の約1.6倍に相当 |
この性能の中で良いなと感じた点は、EOSR50Vの全身機種である、EOSR50ではUHS‐ⅡのSDカードを使用することができませんでしたが、EOSR50Vでは使用することができるようになっている点は凄く良い改良だと思います。
SDカード挿入枚数は公式サイトを確認しても見つけることができなかったですが、前モデルからの踏襲であれば、1枚だろうと思います(もしそうであれば少し遠征時の動画撮影時には記録がちゃんと取れているか確認する必要がありますね…)
映像素子
型式 | CMOSセンサー |
画面サイズ | 約22.3×14.9mm |
カメラ部有効画素 | 最大約2420万画素 |
総画素数 | 約2550万画素 |
デュアルピクセルCMOS AF | 対応 |
映像素子に関しては、EOSR50から特に変更された点はありませんでした。
これはやはり大元のベースが変わらないため仕方がないことだと考えます。
記録形式
記録画像形式 | DCF2.0、Exif2.31※に準拠 ※時差情報に対応 |
記録画像タイプ | 静止画:JPEG、HEIF、RAW、C-RAW 動画:XF-HEVC S YCC422 10bit、XF-HEVC S YCC420 10bit、XF-AVC S YCC422 10bit、XF-AVC S YCC420 8bit |
拡張子 | 静止画:JPG、HIF、CR3 動画:MP4 |
記録画素数(静止画) | L(ラージ):約2400万(6000×4000)画素 M(ミドル):約1060万(3984×2656)画素 S1(スモール1):約590万(2976×1984)画素 S2(スモール2):約380万(2400×1600)画素 RAW:約2400万(6000×4000)画素 C-RAW:約2400万(6000×4000)画素 |
クロップ/アスペクト | アスペクト比設定撮影可能(3:2、4:3、16:9、1:1) |
記録形式は、やはりVLOGに焦点を合わせているだけあってかなり違います。
EOSR50は、ALL-I、IPB(標準)、IPB(軽量)である事に対し、EOSR50Vは、XF-HEVC S YCC422 10bit、XF-HEVC S YCC420 10bit、XF-AVC S YCC422 10bit、XF-AVC S YCC420 8bitとかなり高性能になっています。
EOSR50では基本IPBで記録する形となります(タイムラプスを除く)。
IPB圧縮は柔軟性があり、特に圧縮力と速度は素晴らしいです。ですが、個々のフレーム画質が低品質になってしまうデメリットもあります。
なので長時間動画を回し続ける必要がある人にとっては嬉しい拡張子となっています。
それに対しEOSR50Vでは、XF-HEVC SとXF-AVC Sになっています。
それぞれキヤノン独自のビデオフォーマットになっており、画質を維持しながらも高いデータ圧縮率となっていることが特徴です。
そのうちXF-HEVC Sは、H265/HEVCのコーデックとなっており、その中でも4:2:2/10bit撮影と4:2:0/10bit撮影が可能になっています。
もう片方のXF-AVC Sは、MPEG-4 AVC/H.264のコーデックとなっており、更に4:2:2/10bit撮影と4:2:0/8bit撮影が可能となっています。
H.265のコーデックの方が新しいフォーマットになっていますが、互換性がそんなに良くないため、事前に自身が使う動画編集ソフトが対応しているかどうか確認する必要があります。
その他拡張子や静止画の記録画素数、アスペクト比設定の幅は違いありません。
画像処理
ピクチャースタイル | オート、スタンダード、ポートレート、風景、ディテール重視、ニュートラル、忠実設定、モノクロ、ユーザー設定1~3 |
明瞭度 | -4~+4まで設定可能 |
ホワイトバランス | オート(雰囲気優先/ホワイト優先)、太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ、マニュアル、色温度指定(約2500~10000K)、ホワイトバランス補正 |
画像の明るさ自動補正 | オートライティングオプティマイザ機能搭載 |
ノイズ低減 | 高感度撮影(静止画/動画)、長秒時露光(静止画)に対応 |
高輝度側・階調優先 | 可能 |
レンズ光学補正 | 周辺光量補正、歪曲収差補正、フォーカスブリージング補正、デジタルレンズオプティマイザ、色収差補正、回折補正 |
クリエイティブアシスト | プリセット 背景ぼかし(ぼかす/くっきり)、明るさ(暗く/明るく)、コントラスト(弱め/強め)、鮮やかさ(すっきり/鮮やか)、色あい1(ブルー/アンバー)、色あい2(マゼンタ/グリーン)、モノクロ |
この中で私が気になるところは、ノイズ低減がどこまで聞くのかが気になります。特に夕方などの暗めの環境で撮影した際、動画のノイズがどうしても発生しやすい環境になってしまうため、そこがどこまで補正されるかが気になります。
また、動画機としては重要な部分でもあるフォーカスブリージング補正がどこまで画面酔いしづらく作られているかも気になっています。
EOSR50とまったく一緒なのか、アップグレードされているのか、はたまたダウングレードしているのか、早く実機を触ってみたいです。
ここまで色々コメントしていきましたが、これ以降の機能はコメントなしで掲載し、まとめにて簡潔に話していこうと思います(思ってたより文字数が多かった(;^_^A)。
オートフーカス
フォーカス方式 | デュアルピクセルCMOS AF |
フォーカス動作 | [静止画撮影] AF動作:ワンショットAF、AIフォーカスAF、サ-ボAF 手動ピント合わせ(MF):対応 [動画撮影] AF動作:ワンショットAF、動画サーボAF 手動ピント合わせ(MF):対応 |
AFエリア | スポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、全域AF、フレキシブルゾーンAF(AF1、AF2、AF3) |
露出制御
測光センサー | 撮像素子の出力信号による384分割(24×16)測光 |
測光モード | [静止画撮影]評価測光、部分測光(画面中央の約5.8%)、スポット測光(画面中央の約2.9%)、中央部重点平均測光 [動画撮影]評価測光 |
測光輝度範囲 | [静止画撮影]EV-2~20(常温・ISO100) [動画撮影]EV0~20(常温・ISO100) |
撮影モード | [静止画撮影:かんたん撮影ゾーン]シーンインテリジェントオート、自分撮り、ポートレート、美肌、パノラマショット、料理、手持ち夜景 [静止画撮影:応用撮影ゾーン]プログラムAE、シャッター優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出、バルブ撮影 [動画撮影:かんたん撮影ゾーン]シーンインテリジェントオート動画、美肌動画、レビュー用動画、手ブレ補正動画 [動画撮影:応用撮影ゾーン]カスタム撮影モード(C1、C2、C3)、動画自動露出、動画シャッター優先AE、動画絞り優先AE、動画マニュアル露出、S&F動画(自動露出、シャッター優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出) |
ISO感度手動設定(推奨露光指数) | [静止画撮影] 常用ISO感度:ISO100~32000(1/3段ステップ) 拡張ISO感度(相当):H(51200) [動画撮影] 常用ISO感度:(Canon Log 3[切]時)ISO100~12800(1/3、1段ステップ)、(Canon Log 3[入]時):ISO400~12800(1/3、1段ステップ) 拡張ISO感度(相当):(Canon Log 3[切]時)H(16000~25600)(1/3段ステップ)、(Canon Log 3[入]時)L(100~320)H(16000~25600)(1/3段ステップ) |
シャッター
型式 | [静止画撮影]電子制御式フォーカルプレーンシャッター、撮像素子によるローリングシャッター [動画撮影]撮像素子によるローリングシャッター |
シャッター方式 | 電子先幕、電子シャッター |
シャッタースピード | [静止画撮影] 電子先幕設定時:1/4000~30秒、バルブ 電子シャッター設定時:1/8000~30秒、バルブ [動画撮影] かんたん撮影(動画)ゾーン:1/4000~1/25※1秒 動画自動露出:1/4000~1/25※1秒 動画シャッター優先AE(Tv):1/4000~1/8 動画絞り優先AE(Av):1/4000~1/25※1秒 動画マニュアル露出(M):1/4000~1/8 S&F動画自動露出:1/4000~1/25※1秒 S&F動画シャッター優先AE(Tv):1/4000~1/8※2秒 S&F動画絞り優先AE(Av):1/4000~1/25※1秒 S&F動画マニュアル露出(M):1/4000~1/8※2秒 ※1撮影モードやフレームレートによって変化する ※2fps により、下限値が異なる |
X同調速度 | 電子先幕:1/250秒 |
ボディー内手ブレ補正
手ブレ補正機構 | 非搭載 |
ドライブ関係
ドライブモード | 1枚撮影、高速連続撮影+、高速連続撮影、低速連続撮影、セルフタイマー:10秒/セルフタイマー:2秒/セルフタイマー:連続撮影 |
連続撮影速度 | 高速連続撮影+:最高約12コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター) 高速連続撮影:最高約7.6コマ/秒(電子先幕)、最高約15コマ/秒(電子シャッター) 低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒(電子先幕)、最高約5.0コマ/秒(電子シャッター) |
連続撮影可能枚数 (電子先幕:約12コマ/秒、電子シャッター:約15コマ/秒) | [電子先幕] JPEGラージ※1:約140枚 HEIFラージ※2:約130枚 RAW※1:約59枚 RAW+JPEGラージ※1:約36枚 RAW+HEIFラージ※2:約23枚 [電子シャッター] JPEGラージ※1:約95枚 HEIFラージ※2:約91枚 RAW※1:約36枚 RAW+JPEGラージ※1:約27枚 RAW+HEIFラージ※2:約22枚※当社試験基準UHS-II対応、128GBカードを使用し、当社試験基準(ワンショットAF、高速連続撮影+、ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード、常温:+23℃)で測定 ※連続撮影可能枚数は、撮影条件(アスペクト、被写体、メモリーカードの銘柄、ISO感度、ピクチャースタイル、カスタム機能など)により異なる ※1[HDR撮影(PQ):しない]設定時 ※2[HDR撮影(PQ):HDR PQ]設定時 |
液晶モニター
型式 | TFT式カラー液晶モニター |
画面サイズ/ドット数 | 3.0 型(画面比率 3:2)/約 104 万ドット |
角度調整 | バリアングル式 開き角:約 0 ~ 175°、回転角:(手前側)約 0 ~ 90°(奥側)約 0 ~ 180° |
タッチパネル仕様 | 静電容量方式 |
情報表示設定 | グリッド/ヒストグラム/水準器の表示サイズ /レンズ情報表示/撮影距離表示/焦点距離表示/SA可変量表示/カード空き容量(%)表示(静止画撮影時のみ)/記録中の強調表示(動画撮影時のみ)/アスペクトマーカー(動画撮影時のみ) |
外部インターフェース
デジタル端子 | 端子形状:USB Type-C 通信:USB 10Gbps(SuperSpeed Plus USB/USB 3.2 Gen 2)相当 用途:パソコン/スマホ通信用 USB 充電/給電用 |
HDMI出力端子 | タイプD(マイクロ)(解像度自動切り換え/HDMI CEC非対応/接続するテレビのビデオ方式に合わせて、[NTSC][PAL]を設定しないと、映像が表示されない) |
外部マイク入力端子 | Φ 3.5 mm ステレオミニジャック対応(3 極) |
ヘッドフォン端子 | Φ3.5mmステレオミニジャック対応 |
リモコン端子 | リモートスイッチ RS-60E3対応 |
電源
使用電池 | バッテリーパックLP-E17、1個 |
撮影可能枚数の目安 | [省電力優先]設定時 480枚(モニター撮影時) [なめらかさ優先]設定時 390枚(モニター撮影時) |
動画撮影可能時間 | 4K(標準LGOP)29.97/25.00fps:約1時間10分 フルHD(標準LGOP)29.97/25.00fps:約2時間20分 |
大きさ・質量
大きさ | 約119.3(幅)×73.7(高さ)×45.2(奥行)mm |
質量 | 約 370 g(バッテリー、カードを含む)/約 323 g (本体のみ) |
まとめ
後半はコメントなしとなりましたが、気になる点をいくつか確認してこの記事を閉めようと思います。一番気になっているのは実駆動時間です。LP-E17バッテリーに関してはあまり容量が多いバッテリーではないため、FullHDや4Kで両尺動画を撮影した際、1つのバッテリーでどのくらい持つのかが気になります。また、バッテリー駆動で暑い環境で駆動した場合、おおよそどのくらいで熱暴走をするのか、USBC駆動だと撮影時間が伸びるのか否かなど、実際に触ってみないと分からないことがあるため、実物が届くのが非常に楽しみです!!
また、重量に関してはZVE10よりも少しだけ重たくなっているため、体感どれくらい変わるのかも気になります。
SDカードに関してはUHS-II対応となっているため、よっぽどの事がない限り不便する事もないと思うのでそこは余り心配はないですね!!
ということで今回はここまで!!次回の記事は届いて以降のレビューとなると思います!それでは(@^^)/~~~


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